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MTV News
電飾も外したし、プラスティックのツリーはすべてダンボールにしまった。クリスマスは終わりだ。さらに最新のビルボード・アルバムチャートを見れば、確実にクリスマスが終わったことがわかるだろう。
来週発表される「ビルボード200」チャートで、200位中16作品以外はすべてセールスが激減している。そのうち3作品は新作だ。音楽セールス 調査会社サウンドスキャンの最新データによれば、トップ200作品の累計セールスは、前週と比較して約200万枚減少したとのこと。だが、クリスマスの終 焉をより明確に表現しているのは、58位にランクインするジョシュ・グローバンのクリスマス・アルバム『Noel』だ。
2007年で最も売れたアルバムとなった同作は、5週連続で1位を記録したが、前週のチャートで3位まで後退。そして今回はセールスが92パーセント減少し、1万4400枚の売り上げで55ランクもダウンしてしまった。
だが、もっと注目すべくは、1位の座についたバンドだ。UKを代表するレディオヘッドの新作『In Rainbows』は、12万2300枚の売り上げで155ランクアップし、首位に躍り出た。同作は一部の店舗による明らかな発売日違反によって、前週 156位に初登場していた。また、この秋には公式サイトで、購入者が自由に価格を決めるという前代未聞のスタイルでダウンロード販売されていたが、ダウン ロード数は正式発表されていない。
レディオヘッドのキャリアにおいて、同チャートで1位を獲得するのは意外にも2度目。2000年には『Kid A』が20万7000枚の売り上げで首位デビューを飾ったが、2001年の『Amnesiac』と2003年の『Hail to the Thief』はそれぞれ2位(23万1500枚)と3位(30万枚)だった。
2位で引き続き強さを見せているのは、アリシア・キーズの『As I Am』。売り上げは11万2400枚だった。先週1位だったメアリー・J.ブライジの『Growing Pains』は8万9000枚の記録で3位に後退。4位は人気コンピレーション・アルバム『Now That's What I Call Music!』の第26弾(5万4000枚)、続いて5位がテイラー・スウィフトのセルフタイトル・デビューアルバムだった(4万7000枚)。