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ラッパーのエミネムがクリスマス休暇中に、肺炎による合併症で病院に運ばれていたことが明らかになった。
所属レーベル、インタースコープ・レコードは8日、文書を通じて、「マーシャル・マザーズことエミネムは休暇中、デトロイト地区の病院で肺炎による合併症の治療を受けました。その後、退院し、自宅で順調に回復しています」とコメントした。
芸能ゴシップサイトTMZは「情報筋」の発言として、エミネムの体重が200ポンド(約90キログラム)を超えたと報じた。だが、MTV Newsが取材したエミネムと親しい情報筋は、問題の記事に疑問を持っていた。
2006年12月に自身のレーベル、シェイディ・レコードから公式ミックステープ『The Re-Up』をリリースして以来、エミネムはほとんど公の場に登場していなかった。最後に彼が声を聞かせたのは、昨年の9月12日。ニューヨークのFM局 の番組に電話出演し、前日に新作を発表した友人でもある50セントをサポートした。
自身の作品について訊かれたエミネムは、「休止中」だが、常にスタジオで作業をしていると語っていた。ニューアルバムをリリースするかどうかはわからないとしたものの、自身のレーベルの所属アーティストたちの作品については楽しみにしている様子だった。
「レーベルのエネルギーは、いい感じだよ」と彼は述べた。「しばらくはネガティブな状況に戻りたくないんだ…私生活でいろいろ乗り越えて、良い気分だよ」。
しかしながら、50セント以外に昨年シェイディ・レコードがリリースしたのは、新人アーティスト、キャシスのEPのみ。アトランタ出身のラッ パー、スタット・クオのデビュー作は延期されたまま、いまだにリリースされていない。D12のメンバーたちはソロ作品を進めており、ビザールはアルバム 『Blue Cheese & Coney Island』をインディーズでリリースしている。
業界では長きに渡り、エミネムとD12が今年には新作を発表するのではないかと推測されてきた。インターネットには『King Mathers』と題された偽物のアルバム・ジャケットまで出回っていたほどだ。だが、シェイディ・レコードから2008年のリリース情報は正式発表され ていない。
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