ブリトニー・スピアーズ、元夫が親権を100%獲得

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ロサンゼルス現地時間の4日、ブリトニー・スピアーズの親権訴訟についての緊急公聴会が開かれ、その結果、彼女の二人の子供たちへの訪問権に新たな制限が加わった。

公聴会の後に公開された裁判所の書類によれば、元夫のケヴィン・フェダーラインが長男ショーン・プレストン君（2）と次男ジェイデン・ジェームズ 君（1）の法的監護および身上監護を獲得。ブリトニーの訪問権は一時的に停止され、この件については1月14日の公聴会で議論されるという（写真＝ 2006年2月、まだ仲の良かった二人…）。

両者の弁護士は4日午後、法廷弁護士事務室でおよそ30分に渡り会合した。同日午前中にも20分ほど話し合いが行われていた。ケヴィンの弁護士、 マーク・ヴィンセント・キャプラン氏は、会合におけるスコット・ゴードン検査官の決断に関してコメントを控えた。結果について満足かと訊ねられたキャプラ ン氏は報道陣に対し、「こういった問題で満足することはありません。勝者など居ないのです」と答えた。彼はまた、ケヴィンが公聴会に出席したという噂につ いて意義を唱えた。

ブリトニーは昨年10月以来、監視付きの訪問、抜き打ちの薬物検査、個別のカウンセリング、ケヴィンとの共同養育カウンセリング、個別の子育てコーチ、子 育てに関するプログラムの受講など、数々の制限を受けてきた。法律の専門家は4日にMTV Newsに対し、ブリトニーが監視なしの訪問権を取り返すには、長期に渡るプロセスを経る必要があると語り、次のステップは、自宅以外の施設での監視付き 訪問権の獲得だろうとした。

3日夜、子供たちを引き渡す時間が過ぎたにもかかわらず、ジェイデン君を連れて部屋に閉じこもり、その後、救急車で病院に搬送されたブリトニー。 だが、ロサンゼルス警察は、子供たちを危険にさらした疑いや、薬物影響下にあった疑いなど、いかなる罪でもブリトニーを逮捕する予定はないという。

OK GO、ニューオーリンズのためにチャリティ活動

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OK GOが善意に目覚めたようだ。彼らはハリケーン「カトリーナ」の被害から2周年にあたる日に、ニューオーリンズ出身のファンク/ソウル・グループ、ボーネラマと被災地ナインスワードのスタジオでレコーディングを行った。

レコーディングされた曲はiTunes限定のシングルとして2月5日に全米リリースされる。収益は現在も元の生活を取り戻すことに苦労している、R&B界のベテラン、アル・ジョンソンを始めとする地元のミュージシャンを支援するために寄付される。

『You're not Alone』と題されたこのプロジェクトには、OK GOの2005年のアルバム『Oh No』に収録された3曲を再制作したものや、デヴィッド・ボウイの「Rock 'N' Roll Suicide」のカヴァー、ジョンソンがヴォーカルで参加したボブ・ディランの「I Shall Be Released」のカヴァーがフィーチャーされる予定だ。

OK GOとボーネラマは2つの慈善イベントでの共演も決まっている。今週金曜日にはニューオーリンズのライブハウス、ティプティーナスのステージに立ち、2月 2日にはワシントンD.C.にある9:30クラブでのコンサートに出演する。これらのイベントの模様は、米ナショナル・パブリック・ラジオで生放送される という。

エミネム、休暇中に入院

ラッパーのエミネムがクリスマス休暇中に、肺炎による合併症で病院に運ばれていたことが明らかになった。

所属レーベル、インタースコープ・レコードは8日、文書を通じて、「マーシャル・マザーズことエミネムは休暇中、デトロイト地区の病院で肺炎による合併症の治療を受けました。その後、退院し、自宅で順調に回復しています」とコメントした。

芸能ゴシップサイトTMZは「情報筋」の発言として、エミネムの体重が200ポンド（約90キログラム）を超えたと報じた。だが、MTV Newsが取材したエミネムと親しい情報筋は、問題の記事に疑問を持っていた。

2006年12月に自身のレーベル、シェイディ・レコードから公式ミックステープ『The Re-Up』をリリースして以来、エミネムはほとんど公の場に登場していなかった。最後に彼が声を聞かせたのは、昨年の9月12日。ニューヨークのFM局 の番組に電話出演し、前日に新作を発表した友人でもある50セントをサポートした。

自身の作品について訊かれたエミネムは、「休止中」だが、常にスタジオで作業をしていると語っていた。ニューアルバムをリリースするかどうかはわからないとしたものの、自身のレーベルの所属アーティストたちの作品については楽しみにしている様子だった。

「レーベルのエネルギーは、いい感じだよ」と彼は述べた。「しばらくはネガティブな状況に戻りたくないんだ…私生活でいろいろ乗り越えて、良い気分だよ」。

その後、大晦日にシリウス・サテライト・ラジオのインタビューに生中継で応じたエミネムは、明るくジョークを交えながら、自身のレーベルの作品について語っていた。

しかしながら、50セント以外に昨年シェイディ・レコードがリリースしたのは、新人アーティスト、キャシスのEPのみ。アトランタ出身のラッ パー、スタット・クオのデビュー作は延期されたまま、いまだにリリースされていない。D12のメンバーたちはソロ作品を進めており、ビザールはアルバム 『Blue Cheese & Coney Island』をインディーズでリリースしている。

業界では長きに渡り、エミネムとD12が今年には新作を発表するのではないかと推測されてきた。インターネットには『King Mathers』と題された偽物のアルバム・ジャケットまで出回っていたほどだ。だが、シェイディ・レコードから2008年のリリース情報は正式発表され ていない。